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組織と団体の概要

フレンズの職業訓練と施設

フレンズの子ども参加

スタッフ・“子ども代表”のインタビュー

権利センターの支援内容

 

  フレンズスタッフにインタビュー       

「子ども権利チーム」(6人)を率いるティダこと、ダン・チャンティダさんという若いスタッフに話を聞きました。(聞き手:共同代表甲斐田万智子)

Q:いつからフレンズで働いているのですか?

A:20023月、大学在学中にフレンズに就職し、1年間秘書として働きましたが、2003年から子どもの権利オフィサーに昇格し、現在は子どもの権利チームリーダーとして働いています。昨年、大学の法学部を卒業しました。

Q:どんな仕事をしているのですか?            

A:「子ども権利チーム」の活動目的は、(1)子どもを虐待から守ることと、(2)子どもの性的虐待の要因を減らすことです。子どもをペドファイル(児童性愛者)から守るために、学校の先生やバイクタクシー運転手、ゲストハウスの主人などに毎日のように話したり、役人や警官に研修したりしています。

「子ども権利チーム」のリーダーとしての仕事は、路上でソーシャルワーク的なことをするというよりチームをマネジメントすることです。性的虐待の調査をしている役人や警官、NGOと協力し、すべての関連情報を伝えるようにしています。

Q:フレンズで働くことをどう思っていますか?

A:フレンズのいいところは、いつも子どもの最善の利益を考えているところです。フレンズは、ストリートチルドレンのプログラムにおいてリーダー的な役割を果たしています。子どもたち、特に弱い立場にある子どもたちを支援する仕事はとてもやりがいがあります。

Q:日本のみなさんにメッセージはありますか?

A:路上の子どもたちや被害にあった子どもたちとともに働く「子ども権利チーム」のスタッフは6人しかいません。リスクにさらされた子どもを守るには少なすぎるので、もっとスタッフを増やすための資金に協力していただけたらと思います。

   フレンズで活動する子どもたちにインタビュー

半年間子ども代表をつとめた二人の若者に話を聞きました。一人はラウン・ティエロットさん(18歳)。カンダル州出身で、オートバイの修理の訓練を受けていてあと2ヶ月で卒業です。もう一人は、アイ・サリットさん(20歳。フレンズでは、25歳までの若者を子どもとして受け入れています。)プノンペン出身で、テレビやCDプレイヤーなど電化製品の修理の訓練コースを受けていてあと3ヶ月で卒業です。二人とも仲間から立候補を勧められて選挙に出て当選しました。(聞き手:共同代表甲斐田万智子)  

 

Q:子ども代表制度をどう思いますか?

A:全員平等で誰もが参加できるところがいいと思います。それから不正や強制も行われません。子どもとスタッフが運営チームで一緒になって子どもたちが問題を解決できるようにするところがいいと思います。

写真は彼らの次の代の子ども代表

Q:あなたが子ども代表として貢献したのはどういうことですか?

A:子ども同士でケンカが多かったのを少なくすることができたと思います。フレンズではケンカをすると規則で罰を受けることを話してアドバイスをしました。時には、ハウスペアレント(寮長)やスタッフがケースマネジメントとして取り組むようにしました。

 トランジショナルホーム(コラム参照)では、夕食のときにたくさんの子どもたちが叫んだりして、静かに食事をとっていませんでした。夜も消灯時間が9時なので、一部の子どもたちが騒がしくしていました。ハウスペアレントもお手上げの状態だったので運営委員会で取り上げてもらい問題を解決しました。また、施設で服が盗まれることがあったので、ロッカーを作ってもらいました。

Q:スタッフと一緒に運営委員会に参加してどんな気持ちでしたか?

A:嬉しくて、自分のことを誇りに思いました。子どもたちからの意見を伝えることができたので。スタッフをもっと身近に感じることができるようになりました。

Q:フレンズのいいところはどんなところですか?

A:職業訓練によって子どもたちが自分たちでお金を稼ぐことができるようにしていること、就職あっせんや家族や地域に戻れるようにしていることです。ストリートチルドレンだけでなく、貧しい地域の家庭を支援しているところもいいと思います

Q:将来は?

A:家族の元に戻り、家族の生活を支えたいです。

Q:インドのストリートチルドレンも子どもが主体となって活動しているのですが、交流したいと思いますか?

A:はい。子ども代表制度など、自分たちの経験を分かち合いたいです。

 インタビューの最初に、自己紹介や取材の趣旨説明をしたあと、私に対して質問はあるかと尋ねたところ、ティエロットさんから「日本に子ども代表制度はありますか?」と聞かれました。日本でも子どもが運営に参加できる学校や施設がもっと増えることを願いつつ取材を終えました。

 

 


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