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半年間子ども代表をつとめた二人の若者に話を聞きました。一人はラウン・ティエロットさん(18歳)。カンダル州出身で、オートバイの修理の訓練を受けていてあと2ヶ月で卒業です。もう一人は、アイ・サリットさん(20歳。フレンズでは、25歳までの若者を子どもとして受け入れています。)プノンペン出身で、テレビやCDプレイヤーなど電化製品の修理の訓練コースを受けていてあと3ヶ月で卒業です。二人とも仲間から立候補を勧められて選挙に出て当選しました。(聞き手:共同代表甲斐田万智子)
Q:子ども代表制度をどう思いますか?
A:全員平等で誰もが参加できるところがいいと思います。それから不正や強制も行われません。子どもとスタッフが運営チームで一緒になって子どもたちが問題を解決できるようにするところがいいと思います。
写真は彼らの次の代の子ども代表
Q:あなたが子ども代表として貢献したのはどういうことですか?
A:子ども同士でケンカが多かったのを少なくすることができたと思います。フレンズではケンカをすると規則で罰を受けることを話してアドバイスをしました。時には、ハウスペアレント(寮長)やスタッフがケースマネジメントとして取り組むようにしました。
トランジショナルホーム(コラム参照)では、夕食のときにたくさんの子どもたちが叫んだりして、静かに食事をとっていませんでした。夜も消灯時間が9時なので、一部の子どもたちが騒がしくしていました。ハウスペアレントもお手上げの状態だったので運営委員会で取り上げてもらい問題を解決しました。また、施設で服が盗まれることがあったので、ロッカーを作ってもらいました。
Q:スタッフと一緒に運営委員会に参加してどんな気持ちでしたか?
A:嬉しくて、自分のことを誇りに思いました。子どもたちからの意見を伝えることができたので。スタッフをもっと身近に感じることができるようになりました。
Q:フレンズのいいところはどんなところですか?
A:職業訓練によって子どもたちが自分たちでお金を稼ぐことができるようにしていること、就職あっせんや家族や地域に戻れるようにしていることです。ストリートチルドレンだけでなく、貧しい地域の家庭を支援しているところもいいと思います。
Q:将来は?
A:家族の元に戻り、家族の生活を支えたいです。
Q:インドのストリートチルドレンも子どもが主体となって活動しているのですが、交流したいと思いますか?
A:はい。子ども代表制度など、自分たちの経験を分かち合いたいです。
インタビューの最初に、自己紹介や取材の趣旨説明をしたあと、私に対して質問はあるかと尋ねたところ、ティエロットさんから「日本に子ども代表制度はありますか?」と聞かれました。日本でも子どもが運営に参加できる学校や施設がもっと増えることを願いつつ取材を終えました。
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