「国連子ども特別総会」への参加
2001年12月に横浜で開催された「第2回子どもの商業的性的搾取(以下、CSEC)に反対する世界会議(通称:横浜会議)」とUNGASSには、主に以下の3点においてつながりがあります。 第一にUNGASS最終日には、横浜会議の報告をおこなう分科会が予定されています。このような分科会が開かれる背景には、横浜会議、とくに『子ども&若者プログラム』における「子ども参加」に対して国際的に高い評価を得たことがあげられます。35カ国から集まった93名の子ども・若者たちが同プログラムでさまざまなワークショップをくりひろげ、さらに成果文書を発表したこと、また本会議への正式な参加者として参加したことは、非常に画期的でした。「子ども参加」という観点から、第一回世界会議(ストックホルム会議)に比べて大きな進展があったと言えます。横浜会議に関しての分科会をとおして、あらめてCSEC廃絶を世界に訴えていくことが、第2回世界会議主催国であった日本の果たすべき役割の一つであると考えます。 第二に、UNGASSで採択される予定の"A World Fit for Children"には、今後10年間に子どもたちのために私たちがとるべき行動を示した宣言及び行動計画が含まれます。CSECはその行動計画を構成する主要な4つの柱の一つである、「虐待、搾取、暴力からの保護」に含まれます。その中で、CSEC根絶のためにあらゆる分野の協力が強化されること、CSECの被害にあった子どもの保護・回復・社会への再統合を保障することなどが盛り込まれています。この文書が採択されることで、CSEC根絶に対する世界の動きがより強化されることになります。 第三に、UNGASSでは「子どもの権利条約」及び同条約の二つの選択議定書(「子ども売買、子ども買春及び子どもポルノに関する選択議定書」・「武力紛争における子どもの関与に関する選択議定書」)を世界中のすべての国によって批准されるよう努めることなどが新たな約束として取り上げられる予定です。 それは、横浜会議の採択文書である「横浜グローバル・コミットメント2001」の中でも、「関連する国際文書、特に『最悪の形態の児童労働に関するILO182号条約』と『子ども買売、子ども買春及び子どもポルノに関する選択議定書』の各国の早期批准を奨励」しています * 「子ども買売、子ども買春及び子どもポルノに関する選択議定書」とは・・・* 2002年1月にCSECについて子どもの権利条約34条(性的搾取からの保護)、35条(誘拐・買売からの保護)、39条(犠牲になった子どもを守る)を実施するための措置を具体化した同選択議定書が発効されました。 (目 的) |