「国連子ども特別総会」報告会
   
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 2002年6月1日、国際子ども権利センター年次総会の前に 国連子ども特別総会に参加したメンバーの報告会が開かれた。 参加者は40名ほど、 全体のファシリテーターを西村(2002年度運営委員)が務めた。 報告者、報告会参加者が一つの円を描くようにイスに座り、国連子ども特別総会で若者達が得た情報、様々な感想の報告を楽しんだ。

 まず、渡邊(2002年度運営委員)がアイスブレ-キングとして、 『国連子ども特別総会(以下、UNGASS)に関するQ&A』を行なった。 UNGASSでの中心的テーマ:4分野(@虐待・搾取・暴力からの保護 A健康的な生活 B質の高い教育 CHIV/AIDSの撲滅) のうち、最も関心があるものは、 Cの虐待・搾取・暴力からの保護で、 A健康的生活、CHIV/AIDSには関心が低いことが明らかになった(報告会参加者の多くが「第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」の出席者のため、関心分野が集中した可能性がある)。

そして、「参加者と、UNGASSについて共有し、知識の差を越えて互いに学びあいたい。」という今回の報告会の目的を 皆と共有した。


T 1990年"子どものために世界サミット"の約束とその行方−歴史(報告者:西村知亜子)

@)1990年 子どものための世界サミット「子どもの生存・発達に関する世界宣言」採択。  
 ・ 行動計画、27の目標が決められた。

A)1990年「万人のための教育に関する世界会議」  
 ・ 純就学率―人口増加よりも激しい上がり方。しかし、就学しても退学してしまう場合が多い。
 ・ 教育の質が問われたー日本は?

B)1999年ILO182号条約"最悪の形態の児童労働条約"  
 ・ 国の発展や文化的発展に関わらず、万国共通に"最悪の形態"の児童労働は良くないものとの共通認識。  
   インフォーマルセクターの労働(インフォーマルセクターとは、家庭内の労働や農業など、監督や統計の  
   対象となっていない部門)などに見られる。

C)2001年「HIV/AIDS問題に関する特別総会」  
 ・ HIV/AIDSの分野は「健康的な生活」の部分に組み込まれるように思えるが、  
   独立した問題として取り上げられているのは、それがどれだけ深刻化し、  
   緊急課題であるかを示している。 →1分間に6人死亡
 ・ 2000年 60万人死亡  
 ・ 感染が広がる原因−貧困、インフラの未整備など

D) 2001年「第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」  
 ・ CSECとは、お金を介在する、或いは金儲けの目的で性的な自己決定力を十分持たない子どもに接触、  
  関わり、子どもが性的満足の対象として扱われること。
 ・ アジアだけで100万人以上の子どもがCSECの犠牲に。
 ・ インドでは、50〜60万人

E) 1990年にかかげられた目標が、2002年現在、どの程度まで達成されているか
  →西村作成のカードを見ながら  の説明
  ex)特にひどい状況におかれている子どもを保護する→「果たされなかった約束」(レジュメ参照)

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