「国連子ども特別総会」報告会
V UNGASSにおける子ども参加(報告者;渡邊 奈美子、2002年度運営委員)
@)子ども参加の概要
- どういう子どもたちが参加したか
* 子どもフォーラムに参加した子どもたち約400人
* NGOの一員として参加した子どもたち
- 参加の形態
* 子どもフォーラム、パネルディスカッション、18歳未満を対象としたワークショップ、
本会議や安全保障理事会での演説
- 様々な工夫
* 子どもだけ集めたオリエンテーション(オリジナルグッズ、バッグ、Tシャツなどが配られる)
* 子ども向けワークショップ(子どもからしか質問を受け付けないなど、子ども優先)
* 通訳は子どものためにゆっくり話したり、重要なことはそれぞれの言語(英、西、仏)で紙に書いて壁に貼ったりしていた。
* パネルでの子どもの発言―
子どもフォーラムに参加した子どもだけでなく、参加者の子ども全員が発言できる場を確保する為に、事前に子どもたちだけで話し合いをして、パネリストを選んだ。
A)UNGASSでの子ども参加の評価
- 評価できる点
* 子どもが参加するに当たって、適切な情報提供がなされていた。
* 発言の場が子どもに確保されていた。
* 子どもの声に耳を傾ける姿勢があった。
* 開会式で"A World fit for Us"を子ども二人が発表。 国連総会の場で子どもが話すのは初めてのこと。
* 安全保障理事会でも子どもが武力紛争について発言したが、それは史上2
回目。
- 評価できなかった点(子どもの参加が実現されなかったと思われた点)
* 子どもが話したら、その内容に関わらず拍手がわいた。
* 子ども政府代表の選考過程には疑問が残る。
- 学んだこと
* 子ども参加の必要性(子どもの権利条約によって保障されている)
* 子どもの声に耳を傾けなくてはいけない(ひとりの市民としての子ども、当事者としての子どもの声を聞かないことには問題は解決しないことを実感)
* A World fit for Usのusは、「子どもとおとなの両方」を指す。
子どもが住みやすい世界は、おとなも住みやすい世界。
- (補足)悪い子ども参加の例(中山)
* 通訳が子どもの意志を確認しないで、その子のプロフィールをしゃべったこと。
* 時間がないからと、おとなの議論が優先となってしまい、子どもの発言が遮られた。
また、その議論も子どもにきちんと通訳されていなかった。子どもはしまいには飽きていた。
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